青空の下月夜に舞う 3



***


もぐもぐもぐもぐ。



「どうした?何か良いことあったか?」


お昼ご飯。みんなでお弁当を食べていたら、隣に座る響が私を見て言った。


口の中には、今入れたばかりの唐揚げが。

頭だけ“うん”と動かすと、


「そうか」


と言って、私の唐揚げを1つ奪う。

……は?私取っていいとか言ってないよね。


じーっと見つめていると、私の反対の隣に座っていた裸女まで。


「ん!んんん!」

「うふふふ~」


また唐揚げ取られた。
文句が言えないって分かっててそうしたな。

くそぅ。


えい。

箸を、裸女のお弁当のミートボールに向かってロックオン。
そのまま刺そうとしたのに、

「あまーい」

スッとお弁当を避けられた。