青空の下月夜に舞う 3

一人でトイレに行くって事に若干の抵抗はあるけど、今日は人もちらほら居るし。

1階の女子トイレに着き、用を足すと、手洗い場に向かい、蛇口を捻った。


「あ、上野さん!」


呼ばれた声に顔を向けると、そこには田宮さんと渡辺さんが。


「やったね!一位だよ!凄いよね!」

と田宮さん。

「祐也くんも凄いけど、上野さん男子の中で頑張ったよ。めっちゃかっこよかったよ!」

と渡辺さん。



表情はキラキラと笑顔を浮かべていて、昨日までのよそよそしさは無かった。



「そんな……私は全然凄くないよ。田宮さんと渡辺さんも頑張ったじゃん」

「いや、私言わなかったけど、絶対にトップバッター嫌だったんだよね」