青空の下月夜に舞う 3

祐也とは、普通に話すさゆりさんが、みんなの輪を抜けて、一人無言で立ち去った姿に、私はこのまま知らない振りが正解なのか、自分に疑問を持つ。


私の隣に立つ響が、少し俯いて、私の顔を覗きこんだ。


「お前、変」


うん。私もそう思う。

冗談なのか分からないけど、笑ってない私が顔を上げると、いつも涼しい顔をしている響の顔が、少し引き締まった様に見えた。


「どうした?」

「……」


響だったらどうするだろう。
本能のままに動いているように、この中では一番見える人。

みんなは既にテントに入っていて、私達には気付いていない。


「響だったら、ウザがられるかもしれなくても、聞きたいことは聞く?」