青空の下月夜に舞う 3


「どうした?」

私の行動を不思議に思ったのか、響が口にする。

「いや、あ、はははは」


何て言えばいいのさ。

祐也のせいだぞ。意味不明なのは、私の気持ちだよ、ばか野郎。


口の中で飴を転がしながら、不自然じゃない程度に目を反らす。


あ、れ?

さっきまで居たさゆりさんが居ない。
ちょっと首を伸ばすと、さっきの木陰に向かって歩いている姿に、頭が働き出す。

もしかして、慶太郎が居るからか?


それは勘ぐりすぎかな。
さゆりさんの性格だと、慶太郎の背中とか叩きそうだけど。


「さゆりと仲良いのか」

「わ!!」


急に話しかけて来たのは、慶太郎。
さっき、あんたスマホ見てたじゃん!
しかも、あんた達の事考えてたんだから、タイミング良すぎて心臓出るわ!