青空の下月夜に舞う 3

夜には、嫌だと拒否したにも関わらず、また慶太郎のバイクの後ろに乗せられて。


「恐い恐い恐い」

「いい加減慣れろよな~。麻衣ちゃんはビビりだな~」


慶太郎の呆れた笑い声が響き渡る。



響と並んだり、祐也とじゃれたり。

時には回り込む、ミナと裸女の車から手を振られ、何とか手を振り返すと、アクセルを回し、体が置いて行かれそうになり。

思いっきり慶太郎の頭を殴ってやった。



不安を感じたあの日から。
雄大は姿すら見せず。

切られた携帯は、枕の下に隠したまま。


キラキラと眩しい光が、夜の闇に溶けていく様。


長いようで短い夏休みが終わりを告げた。