青空の下月夜に舞う 3


――――ガコン。


「濡れるぞ。早く戻ろうぜ」

「……うん」


――――ガコン。



結局二人分の飲み物だけで、部屋に戻る事に。

戻っても、誰も何も言わない。


再び七並べに参戦する祐也も、普通の顔。

良かったのかな。
私が気にしすぎか?

ソファに座り、プルタブを開けると、あーでもない、こーでもない、と。

はしゃぐみんなを見ながら、時間が過ぎていった。



自販機はマンション下だから大丈夫だったけど。
窓を打ち付ける雨はやみそうにもない。


一人だったら。
ベッドの中で丸くなっているんだろう。

いつ、雄大が訪れるか分からない……抜け出せない闇にもがきながら。