青空の下月夜に舞う 3

慌てて祐也の後ろに付いていくと、早歩きでエレベーターまで行き、

「お。ナイスタイミング」

ちょうどこの階で止まっていたらしく、直ぐに開かれた扉。


祐也に続いて乗り込むと、無言のまま一階に着いた。


「俺コーヒーね」


自販機の前に立ち、指をさす。

トマトジュース……


「残念。トマトジュースは売ってない。いじれず残念だな、お前。ケケケ」


よ、読まれてやがる。

微妙に悔しいし。祐也なんかに。


「みんなの分買おうか。祐也選んで」

「麻衣はマジで馬鹿なんだな。持てる訳ねえよ。何人いるんだよ」

「12人でしょ?六本ずつ持とうよ」

「パシりじゃねぇんだから、必要ないだろ」

「みんな喉乾いてるかもしれないよ?」

「それなら、ぞろぞろ付いてくるか、俺達が行くの見たら頼むだろ」