慶太郎は11時になると、戸締まりしろよと何度も言われ、出掛けていった。
二つある鍵をしっかり閉めて、リビングの電気は付けたまま、自分の部屋に行き、眠りについた。
起きると、リビングでパソコンに向かう慶太郎が居て、「麻衣ちゃんも見る?エロ動画」の声に、盛大な溜め息を吐いて。
朝から二人、微妙にはしゃぎながら登校。
寝てないらしい慶太郎は、教室で寝る気モンモンだ、と。
何が面白いのか分からないけど、あんまりにも、慶太郎が楽しそうだから。
「慶太郎の笑い方の方がよっぽど面白い」
そう言って笑った。
放課後は変わらずバイト。
変わった事は、これといってなく。
二回目の選抜の練習も、前回同様、やる気のない祐也。
だけどそれを指摘することなんてなくて。
二つある鍵をしっかり閉めて、リビングの電気は付けたまま、自分の部屋に行き、眠りについた。
起きると、リビングでパソコンに向かう慶太郎が居て、「麻衣ちゃんも見る?エロ動画」の声に、盛大な溜め息を吐いて。
朝から二人、微妙にはしゃぎながら登校。
寝てないらしい慶太郎は、教室で寝る気モンモンだ、と。
何が面白いのか分からないけど、あんまりにも、慶太郎が楽しそうだから。
「慶太郎の笑い方の方がよっぽど面白い」
そう言って笑った。
放課後は変わらずバイト。
変わった事は、これといってなく。
二回目の選抜の練習も、前回同様、やる気のない祐也。
だけどそれを指摘することなんてなくて。

