青空の下月夜に舞う 3


誰か一緒にジュース買いに行かない?


そんな台詞は友達ならではの言葉。
面白くて、優しい彼等。

でも私はまだ気軽に、そんな風に声を張るのは気恥ずかしい。


どうしようか、と。
迷った挙げ句。


響に目を向けると、ソファに座り、目を閉じていて。
裸女は、七並べに熱くなってるし。



「ねぇ……自販機付いてきて」



Tシャツの裾を、ピッと引いて声をかけた。


「あ?……ああ、なんだよ。奢れよ?」


クラスメートのトマトくん。


だって、この中では一番頼み事をしやすい。
しやすさで言えば群を抜いている。



面倒くさそうに、立ち上がった祐也は、私の横を通り過ぎて扉へ向かう。

「ま、待って!」

付いてきてって意味わかってんのかコイツ。