青空の下月夜に舞う 3


「今日さ、雅也さんと何話したの」

「ぶ!」

「麻衣ちゃん汚い」


吹き出したお茶を首にかけていたタオルで拭く。

ばっちいな。
私今日吹き出してばっかじゃん。

どいつもこいつも、不意を突いて話すんだから……


テレビのリモコンを手に取ると、いつもみんなで見ていたバラエティ番組がやっていて、そこでチャンネル切り替えストップ。

机に置くと、慶太郎の口が開いた。


「俺に言えない話なんだ?へぇ~」

「その話続くの?」

「あの人の話おもしろいでしょ?」

「話より、雰囲気の操りかたが凄い」


そうなんだよ。

話す内容によって、その場の色を変えてしまいそうなぐらいだ。