青空の下月夜に舞う 3


***


「ふぅ」

「お疲れ。俺夜出掛けるけど。付いてくる?」

「行かない」


家に帰って、先にシャワーを浴びた私は、リビングに行くと、一人ソファに腰かけていた慶太郎の隣に座る。


間違いなく今も、夜なんだけどね。

きっと、走りに行くんだろう。
明日学校だよ?行かないよ……今日は色々と疲れたし。


バイトで疲れる感じの、肉体的労働ではなく、精神的に疲れた。頭が疲れたって言ってるよ。


「響呼ぶ?」

「……っ、何で!呼ばなくていいし!」

「へぇ~?」


やめろよ。その顔。
ニヤニヤしやがって。

ソファに座る前に、冷蔵庫から取り出したペットボトルのお茶に口を付けて流し込んだ。