青空の下月夜に舞う 3

暫く二人で会話をしていて、金髪の人がタバコを吸い終わると、「じゃあ、またな」と立ち上がった。


「康平くんまだいいじゃん」と言う慶太郎に、「忙しいの~」と、笑って。


「また顔出す!」と、雅也さんに向けてだろう、少し張った声を出すと、金髪の人は、私を見て。


「アイツ昔こわーいお兄さんだったからね。麻衣ちゃん、食べられない様にね」

ひらひらと手を振り、去っていった。


こわーいお兄さんって……
今でこうなら、昔は鬼みたいだったのかと想像しちゃうよ。


つまらなそうにタバコに火を付けた慶太郎。
よっぽどあの人になついてるんだろうな。


「今の人。慶太郎と雰囲気が似てるね」

話し方とか、ノリ?とか。
なんとなくだけど。