青空の下月夜に舞う 3






「ジョシコーセー虐めて遊ぶなよ、お前は」


金髪で、前髪が右側だけ長い、綺麗な顔の男の人が立っていた。


「麻衣ちゃんだよ、この子」

「……ん?誰だっけ?」


中に入ってきた金髪の男の人は、カウンターの上に持っていたビニール袋を置くと、そのまま椅子を引いて腰かけた。


「ほら、慶太郎ん家に居る子」

「……あー!!例の!あれ?一人?」

「慶太郎今買い出し」

「ふーん。前遊んだことある子かと思った」

「忙しいんだろお前」

「うん。今日美容室行ってこの髪とサヨナラしないと」


ポケットからタバコを出すと、慣れた手付きで火を付けた、金髪の人。
雅也さんも、分かっていた様で、座った時に灰皿を出していた。