青空の下月夜に舞う 3


ふっ、と。
笑みを溢したかと思えば、


「意地悪言ってごめんね?でもちょっと確かめたくて。会えてよかったよ」


どういう意味だろう。
私にわざと考えさせる様に仕向け、嘘を吐けない様に道をふさいだ。

難しい言葉を並べるのは簡単。
でもそれを、相手に伝えたければ、噛み砕いて話さなければならない。

雅也さんは、私に何が言いたいのか。


先程の話しはもうしそうにない。
……宿題を出された気分だ。


「芯がある子は強い。でも麻衣ちゃんは、女の子だからね。周りの気遣いを当たり前だと勘違いしちゃいけないよ」

「……はい」

「今のところ心配なさそうだけど。揺らいでしまいそうになったら、またおいで。おじさんの小話を聞きに」