部屋に戻り、いつもの袴に着替える。 さて、どうしよう。 過去のことを話すとは決めたけど…………… 手話で表すの難しすぎません? よし。 私は筆を執り、半紙に、過去、今までの事を書き始めた。 思い出しながら書いていると、時間が経つのも忘れ、夜中。 流石に眠くなってきて、布団に身を預けた。 大体書き終えたから大丈夫だよね。 みんなに見せるのは明日にしよう。 ゆっくりと瞼をとじ、深い眠りについた。