「ううん。希海に怒ってないよ。私にとってはいつもの倍だけど、希海にとってはいつもの量なんだもんね」
「あはは〜」
何も言うことができなくなった………
「そういえば希海?」
「ん?何??」
「昨日は教室いなかったよね?」
ギクッ
「昨日は学校に行ったんだけど……総長さんに連れられて溜まり場に行ったー」
「はぃ!?総長さんってあの、清水翼夜のこと?」
「ここの学園には族は龍華しかいなくない?」
「そ、そうだけど……」
「だってあり得ない。あの人が女の子を連れて溜まり場に行ったなんて」
「そんなにイメージ悪い人?」
「私はね、そう思ってるけど………いい?この学園には王子と呼ばれる者たちがいるの!」
「知ってるよ。龍華の幹部以上の人達でしょ?」
最近知ったけど…………
「そう、可愛いのにクールと人気の王子……その名は風慎。可愛いのに毒舌な王子……その名は風輝。」



