クンクンと言う効果音がつきそうな鼻の動作をして私の手に触れないようにそっとブロックを食べた。
その隙に偉い!と思い秋の毛並みを撫でてみた
…秋はビクッと体を動かしたが大人しくもう一つのブロックを食べていた。
「まさか、秋はまた私の手を傷をつけないようにそっと食べてるの?」
返事はしないもののそう思うとそう思うしかなくなって、嬉しいようで心がキュンとなるようで不思議な感じになった、
コンコン
「お嬢様、例の物をお持ちしました。」
ガチャ…
「ありがとう、頂くわ」
「お怪我をなさったのならお気をつけてください。では失礼します」
カツンカツンカツン……



