寂しがり屋の殺し屋



フフッ

「吸血鬼が吸った後みたい。」

可笑しくて笑ってしまう。ククク

雪が心配そうに傷を舐めてくれる

「ありがとう雪。でもね唾液って結構傷にしみるから痛い。ちょー痛いの」

コンコン

「はい?」

「頼まれたものを持って参りました」

「ありがとう、ドアの前に置いといてくれるかしら?それと消毒液と包帯と四角い絆創膏を持ってくださらないかしら?あっこの事は誰も言ってはいけませんからね?」

「か、かしこまりました。では置いておきます、失礼します」

カツンカツ………

ガチャ………バタン

「フゥ〜理由を聞かない人で良かった。」

クゥゥゥゥ?

「お待たせ、ご飯が来たよ〜」

(雪が近くにいるからすぐに食べ始めたけど秋がね……雪が近寄って以来、私を避けてるから  かまだ食べ始めてないわ)