痛っ
な、なんか雪の時と同じ……
「大丈夫だよ……」
茶色い毛色に両足には焦げ茶色の毛色まるで靴下のよう……その子の周りには秋の木になった葉がパラパラ落ちてゆくのが目に浮かぶ。
ガゥゥゥゥゥ
「秋(シュウ)……」
秋と雪の方を見て私は言った……
「私は……何もしない。君には……秋には愛情を…家族の愛を君にあげる、もちろん雪にもね」
今度は秋の方見て言った。
「君の名前は高く澄み切った空に清々しい風が吹くような爽やかな容姿にと想いを込めて名は秋……」
信じて、私を
「信じて、自分を……秋」
秋の鼻にキスを落とした……



