寂しがり屋の殺し屋


「名前が可愛いせいか、容姿も可愛くなってる私の息子はまだ来ないのね〜」クスッ

「そういえばお母様、真っ白い方の子に名前をつけました」

「あらまぁ?あの子にもう名前を考えたの?名を与えるのはある一種の呪よ?名前の通り育つのだから与える時はよーく考えるのよ?」

「名は……雪、試しに読んでみたら気に入っている様子でしたよ」


ガチャ………バタン

「お袋〜遅くなりました」

「あらぁ?梓遅かったじゃない……ほら後は座るだけよ?」

「梓ー私には何も言ってくれないんだね」

わざとしけた顔をしてみる

「みーねぇ…しばらく会ってないね」

すると梓は寂しそうな顔をする

私はこの顔が結構好き。←Sっぽいな

「梓、財閥の仕事は大変だと思うけれどたまには遊びに付き合ってよね〜」