希海のママがボスの部屋を出る数分前のこと………希海はというと……
「大丈夫かな………この二匹……」
「それにしても本当に小さいな〜…って早く手当をしなきゃだった」
(まずは茶色い子の方からだね。)
「凄くぐったりしてる……あっ!そうだ!目覚めた時にご飯が食べれるようにしよっと」
そう言って希海は部屋の中にある電話器を手にとりメイドに動物用の哺乳瓶とミルクを用意するよう頼んだのだった…
「これで………ご飯の手配は大丈夫かな?」
コンコン
(誰だろ?………ご飯もう来たのかな?)
「誰?」
「ママよ……」
「はーい」
ガチャ



