店長はそう言うと、キッチンへ戻って行った



「あ、海斗さんお席ご案内しますね」

「さんきゅー」



私が海斗さんを席に案内しようとした時、
後ろから「桃華」と声がした


後ろを振り向くと、春輝が
財布と伝票を持って立っていた



「春輝、もう帰るの?」

「ああ、もう食ったし」