「よかった、海斗さんのお口に合って」



私が胸に手を当てて、そう微笑むと
なぜか海斗さんはふいっと顔を逸らした



「…っうん、また来ようかな!」

「本当ですか!?お待ちしてますね!」



やったー!
またここで会えるかもしれないってこと?

嬉しい……!



そして海斗さんはコーヒーを飲み干して
「あ〜美味かった」と財布を出した