「…はあ」



俺はため息をつきながら会社から
マンションの前まで歩いてきた



「…ん?」


ふと、俺と桃華の部屋の所を見ると、
桃華の部屋の電気はついていなかった


…いないのか…


ぐるぐる、と黒い感情が渦巻く