「…わり、やりすぎたよな」

「え?ううん、全然いいんです」



しょぼんとする海斗さんの頬を
両手でぺしっ、と包み込んで言った



「すっごく、幸せでしたから」



海斗さんはそれを聞いて、目を丸くした


この痛みも、その幸せの証、
そう思ったら、全然痛くなんかないよ