翼に ―大切な敵―




「よし、終わったよ」


丸付けが終わってデスクに座りパソコンのキーボード弾いてた拓真に目を向ける。


と、机に突っ伏して寝てる拓真。



やっぱり忙しいんだ。

あたしは自動販売機から栄養ドリンクを買って、拓真の傍に置き、カーディガンを背中にかける。


外を見るともう日が落ちてて。



夏だとしてもさすがに冷えるよね。
最近夕方涼しいし。



丸付けをした小テストをガラステーブルの端に置き、バックを持ってステーションを出た。