翼に ―大切な敵―




「……」



コツンとガラステーブルにマグカップが置かれる。


数学ステーション。


青を貴重としてて、落ち着いてる雰囲気。



「ありがと」



黒いソファに座ると目の前にコーヒーを持ってきてくれた拓真。

「ねえねえ、拓真って独身?」



ブフッ



飲んでいたコーヒーをマグカップに戻す拓真。


「汚いな。そうなんだー。」



「お前に関係ない」


「いくつ?」



「26」


「彼女いないの?」


「作る気ない」



「あー、モテる男のいう事だね」


「モテねえよ。ほら、この小テスト丸付けしてくれ」