帰りのSHRが終わり、席を立つ。
あたしは今は一人暮らし。
家賃、生活費、バイトして少しでも自分で。
ってお願いしたけど徹允さんが社会人になるまでお世話させてと言われ、徹允さんに払ってもらってる。
それに普通のマンションでいいのに、オートロックつきの高層マンション。
女子高校生の一人暮らしは危ないから。と徹允さんが言ってくれた。
本当の親、いやおじいちゃんみたいだ。
嬉しさに笑みが漏れる。
あたしには親戚はいるの。
でも、引き取りたくないという人ばかりで。
徹允さんがそんな世界から引っ張り出してくれたの。
ね。頭をどれだけ下げても感謝しきれないでしょう?
やっと下駄箱に着いて靴を履き替える。

