と、とにかく!
外に出てみれば何かわかるはず。
そう思って外に繋がるドアを探すけど、一向に見当たらない。
さらには遠くの方から、ワイワイ騒がしい声が聞こえて来た。
この先に教室があるってこと?
ってことは、間違いなくここは1年棟じゃない。
雰囲気とか全然違うし。
うん、早く外に出よう。
それが無難。
上級生に見つかったら終わりだよ。
「おい、お前」
「きゃあ」
後ろから肩を掴まれたことにビックリして、思わず大声が出た。
や、やだ。
誰?
「お前、この前の1年の女だろ?3年棟に何の用だ?」
「へっ?」
この前の女……?
恐る恐る後ろを振り返る。
すると、薄気味悪くニヤリと笑う3年の頭と呼ばれる人の姿があった。



