恋愛不器用女子がイケメンの嫌いなわけ

とりあえず私は席を立って、岡地君から距離をとる。



岡地君はキョトンとしているが、そんなこと関係ない。



そもそも岡地君は距離感が近すぎるのだ。



女装姿ならまだしも、男の格好だとやはりまだ慣れない。



「な、なんでここに!」



「なんでって、朱音がいたから?」



「なにその登山家発想!?」



「というか、朱音なにか困ってるの? 相談乗るけど?」



「……い、いや、何にも困ってないし! 大丈夫だから!」



「? そう? ならいいけど……」



と、とにかくばれてはないけど、この状況、どうすれば……