そう一人で大嫌いな姉のコトを思い出しているうちに、お父さんとお母さんの声は聞こえなくなった。

『…………………………………。』


『部屋に戻ろ。』

はぁ。なんだかアイツのコトを考えるだけで、腹が立ってきた。

『…………………………………。』

私は眠りについた。