「晴翔、やりたい放題だな。ごめんね、椎名さん」
緑井くんの呆れた顔。
「いえ・・・」
いつもいつも瀬戸くんに振り回されてる。
だけど、これが嫌じゃないのは・・・
たぶん瀬戸くんだから。
クリームパンを食べ終えて、満足そうに帰って行った瀬戸くん。
「もう、いちゃいちゃは二人きりの時にしてくださーい」
沙由奈がふざけて叫ぶ。
「そういうんじゃないよ、本当に」
そういうんじゃないよ、瀬戸くんの方は。
こんな風に期待させられて後で傷つけられたらって怖くなる。
「放課後、サッカー部のぞかない?」
沙由奈の提案に、
「あ、それいいね」
真紗希がノリよく答えた。
教室へと戻る廊下でまた瀬戸くんと美織ちゃんが二人で話し込んでいる。
さっきまであんな顔でクリームパン食べてたくせに・・・
食べるだけ食べたらまた美織ちゃんのところに戻っちゃって。
なんだよ、それ・・・
私、バカみたいじゃん。
なんかすごく空しくなって泣きそう・・・
緑井くんの呆れた顔。
「いえ・・・」
いつもいつも瀬戸くんに振り回されてる。
だけど、これが嫌じゃないのは・・・
たぶん瀬戸くんだから。
クリームパンを食べ終えて、満足そうに帰って行った瀬戸くん。
「もう、いちゃいちゃは二人きりの時にしてくださーい」
沙由奈がふざけて叫ぶ。
「そういうんじゃないよ、本当に」
そういうんじゃないよ、瀬戸くんの方は。
こんな風に期待させられて後で傷つけられたらって怖くなる。
「放課後、サッカー部のぞかない?」
沙由奈の提案に、
「あ、それいいね」
真紗希がノリよく答えた。
教室へと戻る廊下でまた瀬戸くんと美織ちゃんが二人で話し込んでいる。
さっきまであんな顔でクリームパン食べてたくせに・・・
食べるだけ食べたらまた美織ちゃんのところに戻っちゃって。
なんだよ、それ・・・
私、バカみたいじゃん。
なんかすごく空しくなって泣きそう・・・



