貴方を忘れない。

わっ!



何かに引っ張られたと同時に
陽南はその部屋に入ってしまった




どん


きゃ!


いてて…


気づけば、床に倒れた状態
両腕を押さえつけられ身動きが取れない



てか、この体勢は…





おい


冷徹な声がその重みから発せられた



外から差し込む付きの明かりがその物を淡く照らす



げ…また…



そこにいたのはやっぱりあいつ
油断した…



お前何者だ


突然の発言に耳を疑う



……え、陽南だけ…ど



貴様の名前などどうでもいい
俺が聞きたいのはその首筋にあるあざと
あの力


あざ…?
力…?


それより…



ねぇ、どいてくれない


は?



この体勢きついんだけど



貴様、俺に指図するとは



いやいや、痛いし、てか、重い



………