貴方を忘れない。

コンコンッ



誰かだドアをノックする


「失礼します、執事の者です」



「あ、はい…」



ドアから入ってきたのはさっき門で出迎えてくれた白髪の人だった



「お体は大丈夫でしょうか?」


「え、あ、まぁ、はい…」



「そうですか、それは良かった」



確かにさっきの頭痛もいつの間にか治っていて


特に怪我してもいない



「あの…貴方は…」


恐る恐る聞いてみた


「申し遅れました、わたくし、この城の執事をやらせていただいております、ロナウドと言います」


「ロナウドさん…」


「失礼ですが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか」


執事の人は丁寧な言葉で聞いてきた



「えっと…ひな……です」



「ひな様ですか、可愛らしいお名前ですね」


優しい笑顔を見せた


「え、あ…ありがとうございます……」


初めて言われたため少し照れくさくなった