貴方を忘れない。

そこに立つのは私と同じ年齢ぐらいの長身の男の人




黒いシャツにピシッとしたパンツ
またもや黒いブーツには長くすらっとした脚が伸びている
透き通るような白い肌が月の光で一層白く見える




こちらを見る綺麗な赤い瞳は見た目は美しくとも瞳の奥は死んでいた
長いまつげが瞼から伸び

スッと高い鼻はモデルのように整っていて薄い唇は微動だにしない


真っ黒な黒髪は肩にかからない程度

前髪が外からの風で揺れている


そして最も印象的な首横に入れられたいれずみのようなアザ


不気味な形と模様が彼の皮膚に描かれている