『ここで着替えんな!』
「えー?別に脱いでる訳じゃないんだからいいでしょ?」
光だって私の目の前で御構いなしに着替えてるし。
全く自分の事はすぐに棚に上げちゃうんだから。
「あれ…?」
なんかぶかぶか。
制服の上に着てるのに上手くフィットしない。
『やっぱり大きいな』
「うーん。どうしよう。こうやって腕捲りすれば大丈夫かな?あ、いいかも。ほら、見て。これの方がフィットするし、なんか可愛くない?」
肘までクルクルっと袖を捲ると、そこから出る女の子らしい腕が男子の制服とアンバランスさを醸し出し、自分で言うのもなんだけど、結構イケてる。
『下は?』
腰はベルトでなんとかするとして、裾は上げるしかないか。
でも縫う訳にはいかない。
もう使わない物だとは言っても、光のお母さんにしてみれば息子の成長記録みたいなものだから。
「えー?別に脱いでる訳じゃないんだからいいでしょ?」
光だって私の目の前で御構いなしに着替えてるし。
全く自分の事はすぐに棚に上げちゃうんだから。
「あれ…?」
なんかぶかぶか。
制服の上に着てるのに上手くフィットしない。
『やっぱり大きいな』
「うーん。どうしよう。こうやって腕捲りすれば大丈夫かな?あ、いいかも。ほら、見て。これの方がフィットするし、なんか可愛くない?」
肘までクルクルっと袖を捲ると、そこから出る女の子らしい腕が男子の制服とアンバランスさを醸し出し、自分で言うのもなんだけど、結構イケてる。
『下は?』
腰はベルトでなんとかするとして、裾は上げるしかないか。
でも縫う訳にはいかない。
もう使わない物だとは言っても、光のお母さんにしてみれば息子の成長記録みたいなものだから。