マシュマロな彼





変態発言をした梅田先生を、軽く軽蔑したような目で見てしまう。


だって、保健室の先生がこんなんでいいの?


そんな梅田先生は、雪と話していたと思ったら急に私の方を穴が開くほど見入っている。



「ところで、八枝…いいのか……?」



「……え?」



「前」


私の方を指差して、口元を緩ませた。


その行為が、なんのことだかサッパリわからない私。



前って…?


その時、私は気付いてなかった…。




前が………


前がヤバイ事になってるのを……。