雪にお姫様抱っこされた状態で保健室まで運ばれていく。 その間も、生徒の視線は私と雪に集まっていて……。 恥ずかしい。 きっと私の顔、真っ赤だな……なんて思いながらも 雪の甘い香りと 見かけによらず大きな胸と 心地よい鼓動に酔いしれていた。