「どーぞ」 なんとか雪を座らせて、おやつタイム。 雪が持ってきてくれたケーキと紅茶をテキパキと出して並べる。 ソファーに座りながらもそわそわとしていた雪だけど、そのうち ―――――ジィー…… そんな私の姿を顔に穴が開くかと思うぐらいマジマジと見てきた。 気になるけど、知らないふりをしようと作業を続けるけど、 視線が気になって仕方がない。 な、なんだろ……?