「んっ……ふぅ……」 「ほら……はやく」 チュ……というリップ音を残しながら口を離した先輩が耳元で呟く。 「る、る……」 「ん?」 「る……いと……先輩」 「はぁ、なんで先輩が付くかな? 俺達もう家族なんだよ?夫婦なんだよ?」 「ほら、言ってみ?」 「〜/// 瑞斗……んっ」 名前を呼んだ瞬間またキスされる。 「よく言えました 家に帰ったらいっぱいご褒美しなきゃな」