――――――…… 次の日の放課後。 今日も図書室にいる陸斗くんが帰るのを、この場所で待っている。 昇降口の階段が、だんだん居心地がよくなってきた。 「……おまえさぁ」 背後から、ため息まじりに聞こえてきた彼の声。 やった。 今日も話しかけてくれた。 「陸斗くんっ」 うれしくてニッコリ笑顔のあたしと、心底あきれたような面持ちで立ちつくしている彼。 「こんなとこで、なにやってんだよ」