屋上に行くと、よく晴れた青い空が広がっていた。 爽やかな風と日差しが気持ちいい。 やっぱりここにいた。 彼はあぐらをかいて座り、耳にイヤホンをして音楽を聞きながら、ひとり遠くを見つめてお弁当を食べている。 あたしは彼の元に駆け寄り、そばに立った。 気配を感じた彼は耳からイヤホンを取り、顔を歪めてあたしの顔を下から見上げる。 「陸斗くんっ」 あたしは満面の笑みで、彼の横に座った。