――――――…… ある日のお昼休み。 「彩葉ー、ご飯食べよー?」 クラスの女友達数人が、いつものようにあたしの席のほうに机をくっつけてくる。 「あ、ごめんっ。あたしちょっと行くとこあるから、みんなで食べて」 そう言ってあたしはお弁当箱の入った袋を持ち、教室を出ていく。 廊下を足早に歩いて、階段を駆け上がっていく。 向かう先は、屋上。 ……たぶん、今日もそこにいるはずだから。