ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]





――翌日の朝。



昨日の雨が嘘だったかのように、きれいな青い空が広がっていた。



教室に向かう途中の廊下で、前を歩いている陸斗くんの後ろ姿を見つける。



「おはよーんっ」



そう明るく元気な声で、



あたしは陸斗くんの背中をボンッと両手で押した。



「うっわ……っぶねぇ」



危うく転びそうになった陸斗くんを見て、あたしは自分の口元を両手で押さえた。



「ご、ごめん……」



思いっきり、にらまれた。



「ちょっと力が入りすぎちゃったみたい……」



「バカぢから」



「へへっ」



舌をぺろっと出して笑うあたしと、冷たい瞳でにらんだままの陸斗くん。



よかった……いつも通り。