ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]





バス停までの帰り道。



時々あたしの右肩に傘を持つ陸斗くんの左腕が軽く触れる度、



そこだけじんわり温かくなる。



心臓がどこで鳴っているのか分からなくなるくらい、ドキドキと激しく脈を打っていた。



「でも、あたしが傘貸してもらっちゃったら、陸斗くんバス停で降りてから家まで濡れちゃわない?」



「バス停から家まで近いから。平気」



「そぉなんだね!ならよかったぁ」



もうひとつ質問してみよっと。



「どこのバス停で降りてるの?」



「教えない」



やっぱり教えてくれなかった。しかも即答だったし。



「最寄りのバス停くらい教えてくれてもいいのに~」



「やだよ。おまえ、ついてきそうだし」



……バレてる。