ふたりでひとつの傘に入りながら、正門に向かって歩いていく。 陸斗くんと相合傘なんて……夢みたい。 うれしすぎて叫び出したいくらいだよ。 心の中ではもう叫びまくってるけど。 「さっきから何ニヤニヤしてんだよ?」 「え?し、してないよぉ?」 思わず顔に出ちゃってた……ニヤニヤしてたなんて恥ずかしい。 傘の中、うれしい気持ちを抑えるのに必死だった。