「まぁ……ちょっとな」 「なに?どぉしたのよ?」 夏樹の様子がいつもとちょっと違う。 なんだか元気ないみたい。 「もぉ~うちらの仲じゃん。隠しごとなんてしないでよぉ」 あたしの言葉に小さくうなずいた夏樹は、ため息まじりに話し始めた。 「せっかく1年で唯一メンバーに入れたのにさぁ」 夏樹は左足を一歩前に出して、 制服のズボンの裾を少しだけまくりあげて、あたしに見せた。 夏樹の左足には、白い包帯が巻かれていた。