「残念やけど家はそこやない。」




こ、この声はっ……!?




「兄殿!?なんでここに!?」



「フッハッハッハ。

妹の恋の香がして嗅ぎつけてきたんや。」


「そんなんちゃいまんねん!

アイツはただの幼馴染やーゆうねん!

ふっ…

兄殿のエクストラノウズ(鼻)も
捨て時でんなぁ…?」



「なんやと!?

お前俺を侮辱したな…

見ろこれがエクストラノウズの

必殺技やーーーー!!!!!」






「うるさい。お前ら中二か。」




「あ、姉殿。」



「なんやその呼び名。いつも花姉やろ。」


「さすが俺の双子の妹、花や!

ツッコミもキレッキレやな!」



「双子関係ないやろしばくぞ月。



あーほんで波美。

ここあんたの家もう
ちゃうんはほんまやから。」






「ん?」