名前を呼ばれて振り返ったらそこには
金髪でチャラチャラした男が立っていた。


「やっぱかのんちゃんじゃん!
え、なになに今日はこの人?(笑)」

よーく見るとなんだから頭の片隅で覚えてるこの男。


昔一晩過ごした相手の友達的なやつ。

ただ一晩寝ただけなのにこの男は私をハッキリ覚えてる。


『違うよ、この人は。
てか誰だっけ。』

私はしらばっくれた。
とゆうより本当に名前が思いつかないレベルの記憶。


「はーなつかし!その冷めた感じ(笑)
本当気持ち読み取れないよね(笑)」

男はそのまま”じゃあまた遊んでね〜”って手をヒラヒラさせながら去って行った。