あなたにありがとう

でも、私が小学6年生になったとき


悲劇はおきました


その日、父は久しぶりに早く帰って晩ご飯を作っていました


私は父が元に戻ったと喜ぶ反面怪しいとも思っていました


直感は当たるもので


今思えば喜んだ自分を殴りたい衝動に駆られます


晩ご飯はコロッケでした


私はコロッケが好きで一番はじめにコロッケを食べました


そこで、お茶が出されていないことに気づいて冷蔵庫に向かいました


お茶を出して座ろうとすると


急に意識が朦朧としてきました


意識は朦朧としているのになぜか正しい判断ができて、毒が入っていたと気づきました


私はコロッケと箸をキッチンペーパーでくるんで近くの交番まで必死に走りました


逃げなければ!誰かに助けを求めなければ…と


一生懸命ふらつく足を動かしました


交番に着くと私は「毒が…」と言い残し意識を手放しました